cycle exercise

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★自転車は心と体に良い

自転車とは人力で駆動、操縦されかつ駆動輪をもち地上を走行する車両のことをいいます。
人力による移動手段としては目的地までいち早くたどり着くことができ、 しかも燃料となるのはガソリンや軽油などの地球環境にとって具合が悪いものではなく人間自身が生み出す力がエネルギー(動力源)となります。それが証拠に自分自身が力を入れなければ止まってしまいますね。自転車はエコロジーで地球環境にとてもやさしい乗り物なのです。

自転車に乗っていると車や電車とは違った風景が入ってきます。
普段、何気なく車で走っている所を自転車で走ってみるとこんな物やあんな物が目に入ってくし、人の声、鳥のさえずり、風の音などなど自然の音も聞こえてきます。体を動かす爽快さと、車窓からは見えない風景の一つひとつが自分の気持ちを必ず変えてくれるに違いありません。

最近、自転車が体に良いという事を耳にします。
自転車をこぐ事は適度な運動をすることに適しているとのこと。一般的に適度な運動というとジョギングを思い浮かべますが、ひざへの負担というマイナス面 を考えると、自転車の身体に優しいのです。また、 スポーツ車であればその姿勢によって他の筋肉に適度な負荷をかけることもできます。ゆっくり長く走れば有酸素運動になります。外の風にあたり爽快感が得られストレス解消にもなり苦しい顔もせず運動ができます。





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★自転車での健康管理(エクササイズ)

自転車は足だけの運動ではなく全身運動となります。心拍数をチェックし、有酸素運動をじっくりやれば余分な脂肪が燃焼され身体も軽くなります。

私たちの身近な健康の問題として体脂肪の増加があげられます。
運動不足や食べ過ぎなど不規則な食生活によってあぶれたエネルギーは体脂肪として体内に蓄積されます。皮下に溜まる皮下脂肪と内臓に溜まる内臓脂肪に大きく分けられます。体脂肪は断熱効果 やクッション効果としては良い働きを行いますが量が過ぎると体型を変えていきます。内臓の脂肪が多くなると心臓や肝臓の働きに負担がかかり、生活習慣病を招きやすくなります。体脂肪は身体にとってはお荷物ということです。
ではどうやったら体脂肪を減らせるか。
それは有酸素運動が効果的です。木や山や空を見ながら自転車に乗れば爽快感や行動の広さから苦もなく有酸素運動ができます。
では有酸素運動とは何でしょう。
「継続的で比較的弱い力によって体脂肪が燃焼」されます。この反応を起こす場合に必要な材料が酸素なのです。自転車に乗り20分以上の継続によって効果 的な有酸素運動が得られます。20分というのは運動に必要な血液の流れをまずは正常化していき、血液中の脂肪分を優先的に使っていきます。つまり血液も鍛えられるわけです。ドロドロな血液は要注意です。この順番で体脂肪の燃焼を始めるために必要な時間が20分ということです。
今もっている自転車が古くても問題ありませんが新しいほうが気分も良いし、走りも軽くなるでしょう。できればちょっと前屈みになる姿勢のタイプのほうが全身運動の効果 を高めます。汗をかく必要はまったくありません。負荷をかけすぎても気持ちは良くなく、疲れるだけです。スピードメーターを付け距離を測ってみることも、走行時間を計ってみるのも楽しいものです。
空気が新鮮な場所であれば人間の生き方が大自然に近づく感じがします。
このペースであればどこまででも走れるという自分のペースを作ってしまえば体力の向上とストレス解消を手軽に手に入れることができます。





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自転車の仕組み

一般車(通称ママチャリ)は国内で使用されている自転車の約8割を占めています。運動をするには加工や負荷をかけなければならないので不適当とされます。
ロードレーサーは舗装路を走行することを前提とし、タイヤを細くして路面との接地面 積を減らしより速度が出るよう工夫されています。前傾姿勢をとるため運動効果はかなり大きくなります。
マウンテンバイクはロードレーサーとは違い野山など不整地使用を前提として設計されています。路面 に沈まないように太く、スリップを防ぐためゴツゴツしたタイヤが装着されており、坂道でも容易に走行できるように多段数のギアがついています。運動に必要な機能的が網羅され、野山などのフィールド等場所を選ばずライディングができます。(走行禁止区域はもちろん入れません)新鮮な空気を吸って楽しむならばマウンテンバイクが最適です。れるという自分のペースを作ってしまえば体力の向上とストレス解消を手軽に手に入れることができます。


自転車のメンテナンス

自分の足となる自転車も何もしないでおくと動かなくなってしまいます。
まずはタイヤ。タイヤだけが大地と接しておりとても大事なところです。タイヤの空気は何もしなくとも徐々に抜けていきます。空気の少ないタイヤの中にあるチューブはズレていき、やがて引裂かれる状態で穴が開いたり、ちょっとした衝撃でもパンクしてしまいます。常に空気は適量 を入れておくように気を使いましょう。

自転車は金属部分(鉄の部分)がとても多い機械です。
サビには注意が必要です。特にワイヤー関係、ビス関係はほとんど鉄です。交換が必要なときサビていると取外しができなくなり加工が必要となります。加工が必要な場合、料金は3~5倍かかることになります。雨にあたらない場所での保管が望ましいのですが、常にオイルをつけていればサビることはないでしょう。チェーンや各種ビスにはスプレー式のオイル、各関節で摩擦が多いところはドロッとしたグリースをつけるのがベスト。後は常に使用後は洗っておくことで自転車は長持ちします。オイルがついているところはホコリが付着しやすいのでチェックを忘れずに。

★自転車に乗るときは

自転車は道交法上、軽車両あつかいとなります。
従って夜間走行用のライトの点灯は義務づけられています。歩行者の安全を考えて走向しなければなりません。自転車は当然左側通 行となることもお忘れなく。サドルの高さは片足がつくぐらいの位置に調整。停止時は両手をハンドルから離しても倒れないようフレームにまたがり両足がしっかり地面 に着くことが大事です。